相手方が財産を開示しなかったケース

2月は神戸でも少し雪が積もりましたが少しずつ暖かくなっているきがしますね

令和元年から係属していた離婚事件の判決がありました

私は離婚を求める夫側の代理人であり、無事、離婚判決を取得することができました

今回の離婚事件では、相手方が仮に離婚が認められた場合に備えて

①予備的反訴として慰謝料請求

②予備的付帯処分として財産分与請求

をしてきていました

しかし、相手方は自ら財産分与請求をしておきながら財産は存在しないと回答するだけで預貯金通帳を一切開示しませんでした

そこで、私は、調査嘱託の申立てをして、各金融機関に相手方の預貯金の履歴の開示を求めました

大体の金融機関からは履歴の開示があったのですが、相手方のメインバンクである三井住友銀行だけは

 

ほとんどの金融機関から回答があったのですが、相手方のメインバンクである三井住友銀行だけは預金口座が存在することは認めたものの相手方本人が開示を拒絶したことから