道路交通法違反・有印私文書偽造被告事件で執行猶予を獲得したケース

神戸地裁

先日、神戸地方裁判所で担当している刑事事件の判決がありました

事件は、免許不携帯の容疑で車を停められ、取調を受けているときに、無免許運転が発覚していることを恐れ交通事件原票に知人の名前を記載したというものです

知人が運転免許更新の際に、身に覚えのない違反の記載があったことから警察に通報し事件が発覚しました

同種前科があったこともあり、依頼人は、まずは無免許運転の容疑で逮捕・勾留されました

無免許運転の勾留が10日満期になったとき、次に、有印私文書偽造の容疑で再逮捕されました

有印私文書偽造での再逮捕後、直ちに、親族の身元引受書、再犯防止策、本人の体調等を記載した意見書を検察に提出しました

その結果、勾留請求されることなく身体拘束を解放してもらうことに成功しました

そして、親族の情状証人や依頼人と打ち合わせをして公判に臨みました

同種前科があったこともあり求刑も厳しいものでしたが、結果として懲役2年、執行猶予4年の判決を獲得することができました

今回、親族が身元引受人、情状証人として尽力してくれたことから再逮捕の際に勾留請求されないなど身体拘束解除を早期実現することできました

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