痴漢冤罪 早期身柄解放により無事不起訴になったケース

年末、Oさんは、三宮で友人とお酒を飲んだ後、バスで帰宅しようとしていました。酔っていたため記憶は定かではなかったのですが、突然、女性から痴漢ですと騒がれ、そのまま警察に逮捕されてしまいました。Oさんは高齢でありお酒を飲んで記憶をなくすことも度々ありましたが、過去に一度も、猥褻なことをしたことはありませんでした。当然、今回も女性に触れた覚えはありませんでした。しかし、Oさんは慣れない留置所の生活に精神的に参っており、「このままでは、やっていないことでも認めたほうが楽になれるので、虚偽の自白をしようと思う」とまで話していました。私は、弁護人選任後、直ちに、Oさんの奥さんに身元引受書に署名押印してもらい、勾留に対する異議(準抗告)申し立てました。すると、異議(準抗告)が認められOさんは釈放されました。釈放後のOさんは、精神的落ち着きを取り戻し、しっかりと否認を通した結果、無事不起訴となりました。