少年事件における両親の存在

神戸家裁

コロナで外出できないため、東京オリンピックを観戦する時間がたくさんありました

若い人たちが必死で頑張る姿に感動することは勿論ですが、メダルを期待されている人が、プレッシャーに負けず大舞台でしっかりと結果を残せるということに驚かされました

最近の若い世代はすごいな、と感じました

さて、最近担当した少年事件の話をさせていただきたいと思います。

結論としては、保護観察であり、少年にとって良い結果で終わりました

この少年の両親は、常に少年のことを大切に思い、事件の前後を問わず、常に少年に向き合っているようでした

少年が逮捕された後、この両親は、逮捕前と変わらず少年に全力で向き合っているようでした

このような両親の姿勢をみて、少年も両親のありがたさを感じるとともに、更生を決意するようになりました。

思いもよらない事情で道はそれてしまいましたが、常に少年に全力で向き合っていたからこそ、感じるものがあり、更生を決意するに至ったのだと思いました

私は、付添人(家庭裁判所に送致された後)の段階で、選任されたのですが、少年と初めて会った段階で、すでに目が輝いているような状態でした(すでに、更生を決意して頑張っていこうという様子が伝わってくる感じ)。

 

やはり、少年事件において、両親がどのように子どもと接してきたか、そして、これからどのように接していくのかがとても大切なのだなと再認識させられました

私の下手くそな文章では伝わりにくいのですが、少年事件で少年が更生できるかどうかは、どのような両親がいるのか、という点が重要なのだなと再認識しました

リライト神戸法律事務所では、刑事事件についても力を入れて取り組んでいます

刑事事件について、お悩みの方は、是非、当事務所にご相談ください